きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

疲れた。

相棒の趣味を知ろうとすることも、

生理が来ることも、

妊娠する可能性があって、妊婦になるのは私だけなことも、

もう 疲れた。

 

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相棒の好きなこと、興味あること、私も知りたかった。

でも相棒は、私の好きなことに興味はわかないそうな。

なんで、一方的に知らなきゃいけないんだ。

「興味ない」って反応されたら、それ以上すすめても良い気はしないと思ったから、私から話すをの辞めた。

相棒が話す好きなことの話は、ちゃんと聞こうって思っていた。つもり。一緒に話せる話題が増えるから。コミュニケーションとる時間が増えるから。

なんだかなぁ。

 

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生理がくる。ほぼ同じペースだけど、たまにずれる。

私は、生理がなければ、子宮がなければ、自分が認識する自分と、自分の体の構造が一致すると思ってる。

 

でも、相棒は(恐らく)シスジェンダーだ。

自分の体の構造に、疑問や違和感は抱いてこなかったんだろう。

最初から自分の体に、とてつもない何かを抱かないで生きてこれたことは、私から見たら「羨ましい」でしかない。

 

反対の性別になりたいわけじゃないんだ。

その臓器は(恐らく)病気になってないんだ。

取り外したいと思って、はいどうぞと出来る事ではないんだ。

 

「なりたい姿」があるんじゃない。

「あるべき姿」で生きられないだけだ。

 

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男女の組み合わせだから、結婚できた。

男女の組み合わせだから、子供を生むことができる。

男女のどちらが、子供をお腹に宿すの?

 

「子宮がなければ」私はしっくりくるけど、

「子宮があるから」パートナーとの子供がつくれる。

「子宮があるのは」私だから、お腹に宿すのは私だけど、

「子宮がある自分」に納得できている訳じゃない。

でも、相棒が嬉しいことは、たくさんしたい。

 

 

自分自身が今まで思ってきたこと、

相棒と生きる事、

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