きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

公開し直してみた。

実は7月より前に書いた記事を、一度下げていたのだけれど、また公開してみました。

気まぐれです。

 

 

私は、市の女性相談に何度か電話をしている。

最初は、相棒にされた事を助けてもらいたかったから。

最初の電話で担当の人をつけてもらえた。その人と面談も一度してもらえて、とても親身に話を聞いて貰えた。私の性別違和と妊娠の不安の事も、医者視点でなく一人の女性視点で聞いてもらえた。

 

そのおかげで、精神科に行くことが出来た。

精神科の先生は男性だけど、私の生い立ちを親身に聞いてくれた。性別違和も診てる先生で、医者として中立の視点で、とても最適な意見を伝えてもらえた。

 

私は、この二人のおかげで、精神的にとても安定した。

私の感覚では、『母親』と『父親』から欲しかったものを、必要なだけ与えてもらえたんだと感じている。

 

その二人と出会って、色んな人に頼っていいと自信がついた。

市の保健センターの人にも、相棒との事を話してみた。また何時でも話においでと言ってもらえた。

女性相談の担当の人には、そのあともたまに電話で報告をしている。精神科に通ったこと、今月からカウンセリングをしてみること、相棒との関係が落ち着いている事を伝えられている。

 

やっと、私が成長できたと思っている。

またいつ潰れるかは解らない、けれど、今まで自分の感覚の中では持っていなかった『自分の軸』を、得られていると感じている。

 

相棒と人生を歩むと決めたから得られたものだと思う。

そろそろ結婚して一年、やっと自分や相棒に向き合えた気がする。