きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

性別。2

ストレスフルがいきすぎて、いよいよ子宮嫌悪と性交拒否が出ました。
本当に、子宮がなければ・生理がなければ、「自分が認識する自分」の姿形に近付くのに。

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僕の体の構造は「女」で、女性器がついていて、体の構造が「男」の人とする時は、常に「受け」側だ。
でも、僕だって、「攻め」側になりたいと思う時もある。
大抵いやがられるけど。口では嫌がらなくても、行動が逃げてく。

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僕は、相棒が色んな事をしている姿を隣で見続けたいから、この人の隣を選んだ。
ずっとファンの一人として、見ていたいと思った。
お互いの身に何かあった時に、確実に連絡がつくようにしたいと思った。
僕の持つものが、この人の何かに役立つなら、協力したいと思った。

僕が「自分が思う自分」でいても苦しくないし、「自分が思う自分」でいる僕を肯定してくれた。

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求められる「女」の部分に、僕の好きな相棒との行為だからと、大丈夫な時期もあった。

それでも子宮があること、生理が来ることで「女体」持ちだと思い知らされ、
僕の持ってきた荷物をしまう場所を作ることより、相棒の趣味を充実すること・それに同行することを優先され、
僕の好きなものには大して興味がないような素振りをし、自分の好きなものはしっかり見たり聞いたりする様を何度も見受け、
引っ越ししても仕事は継続だから給料が入る彼は、欲しいものを買ったり食べたりできて、
引っ越しするから退職した僕は、住民税や国民年金の納付書類が来て金額に驚いて、楽しむ事を楽しめきれなくて、
彼が仕事のメールを家で見ている事に、僕は何も言わないけれど、
僕が友人と会うためにメールを見ていたりすれば、彼は拗ねた様な顔をして、不機嫌さを滲ませた声で「調べもの?」と聞くんだ。


ストレスだ。

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僕の体の構造は「女」で、戸籍も「女」。
彼の体の構造は「男」で、戸籍も「男」。

「男女」の組み合わせだから、「結婚」が出来た。
「男女」の組み合わせだから、「子孫を残す」事も出来る。


「幸せな家庭」を築きたくて「結婚」したんじゃない。
「生涯の相棒」で居るために「結婚」した。


小さい子供が可愛い、子供のお世話がしたい、子供がほしい。
その言葉、僕が「女」にならなければいけないんだよ。
「僕が思う僕」を、否定する言葉なんだよ。