きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

「嫌だ」と言うこと。

腹の中の胎児が、毎日毎日蹴り上げてくるせいで、私が本格的に発狂しだした。
ただし、一人きりの部屋の中でのみ。

家事がしたいのに、蹴り上げられて痛くて出来ない。
買い物行くのも、腹が張って痛くて、帰宅までに時間が倍かかる。
いい加減にしろ。
私の体なのに、胎児が居るせいで胎児の為に色々しなきゃいけなくて、もう疲れたし嫌だから全部止めろ。



そう言えば。
「嫌だ」と言っても聞いてもらえないのは、胎児だけじゃなかった。
パートナーに選んだあの人もだった。
あの人も、私が「嫌だ」って言っても聞いてくれなかった。
私が「嫌だ」って言っても、あの人がしたい気分だったから暴れて怒鳴って私に恐怖心を与えて、性行為をしないって判断を奪った。
あの人が欲しかったものだから、あの人に借金400万あっても子供生んでって言ってきて、返済計画も私が調べてアドバイスしなければそのままにするつもりだった。中絶同意書に対して「何でそれ書かなきゃいけないの」とまで言った。

私の「嫌だ」は、そんなに蔑ろにされて良いのか。
「嫌だ」って言うことは、そんなに権利がないことなのか。
「嫌だ」って言うことは、そんなに一方側(男性、世帯主等)からしか許されてないことなのか。

もう嫌だ。全部嫌だ。飛び降りたら良いのか、入水したらいいのか、暗闇で道路に寝転がればいいのか、線路に飛び込めばいいのか。
しなせてくれ。