きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

そろそろ疲れた。

妊娠。

数日前から胎動の衝撃が強すぎて、家の中で一人きりだと発狂している。
いい加減にしろ、痛いんだよ、どうして大人しくしてられないの、買い物行くにも腹が張るんだよ、肋骨蹴るな痛いわ、いつまでお前の都合に合わせなきゃいけないんだ。
泣きながら叫んでいる。もう限界だ。

女にしか妊娠・出産は出来ない事だけど、事細かに話さなければ(話しても)男であるあの人にはこの苦痛は想像もつかないし、共感も少しずれている。そのずれがまた私の苛々に繋がって、もういい加減終わりにしたい。産んで死にたいと思う。

 


 
そういえば。ダイソーに子供用のおしゃぶりがあったので、買ってみた。
本当は哺乳瓶でホットミルクがしたかったけど、哺乳瓶は洗うのが大変なので(あと値段が高いから)やめた。
おしゃぶり、この何とも言えない歯応えが、なかなか落ち着く気がする。
舐めて噛んで、犬歯で穴を開けないように気を付けて。
小学校上がるまで指しゃぶりが辞められなかったし、今も寝るときは口の近くに毛布や手を添えてる。
ずっと寂しいのかもしれない。
 
アダルトチルドレン、の、ロストワンとケアテイカーなのではないか、と思った。
子供の頃の記憶はあまりない。
兎に角静かに、大人しく、迷惑を掛けないようにと思って生きてきた。
同時に、人の愚痴はちゃんと聞くゴミ箱役も自分の役目と思っていた。
人は皆、自分が最優先だとあの人はツイートしていた。
私はそうは生きられなかった、だから自分ばかり最優先してる様な行動をするあの人が、狡くて憎かった。
どうしたらいいんだろう。