きんいろの、たてがみ

ACで性別違和な人の備忘録

先日、ハローワーク雇用保険の手続きに行ってきた。
最初の給付は来月頭。既にお金がありません。
正社員とパートの差を実感してる。

早く仕事をしないといけない。
ハローワークの登録では、性別を女にした。
今まで接客業をしてきたから、やっぱり接客業をしたいと思う。
でも相棒の転勤がある。2年とかしたら、きっと。

結婚して直ぐに相棒の転勤が発生して、私は有給消化してからその店舗から退職した。
別の店舗から声が掛かる制度があったから、それに登録の為の上司コメントをお願い出来たのが最終出勤日だった。今もその手紙とか来ないから、きっとダメだったんだろう。

相棒は、転勤があっても、次の働く場所は決まってる。
私は探さなければいけない。
相棒が頑張る姿を一番近くで見たいから結婚したのに、私がどう生きるかは振り回されることになるんだなぁ、と。

相棒はしょっちゅう、新しいプラモデル買ったり、ちょっと都内まで遊びに行きたがったりする。
私はお金がないんです。ずるい。
なんだろう。悲しい。悔しい。私はあなたより月々の手取り少ないんです。ボーナスも少ないんです。本当に、馬鹿みたい。なんでこんなに苦しくても生きなきゃならないんだろう。

相棒が、子どもは可愛い、子どもがほしい、と言うたびに、「私の子宮をあげるからどうぞ一人で生んでくれ」と思う。
性別を押し付けないでくれ。
女でいたいなんて思ってないけど、戸籍は女だし、婚姻関係になれば頑張る姿を一番近くで見られると思ったから、結婚したんだ。
結婚以外にも、同等の効果がある制度があるなら、そっちがいいよ。

生きるにはお金が必要。
お金を稼ぐには、性別をきちんと表さなければいけない。
自分が認識している「自分」で生きて、お金を稼ぐのは、夢物語なのかな。